【2024年度】化学メーカー年収ランキング

化学メーカーの2024年度最新版・平均年収ランキングを解説します。

前半はランキング・ベスト30社、後半は番外編で30社から外れた有名企業とベスト30からは対象外にしたホールディングス企業の年収を紹介していきます。

就職、転職の参考にしていただければと思います。

目次

動画で説明:【2024年度版】化学業界年収ランキングベスト30社!

メーカー年収ランキング2024年度トップ30を紹介!

化学業界年収ランキングの作成方法

化学業界年収ランキングは下記の方法で作成しています。

化学業界の年収ランキング:30位~21位

まずは30位から21位の発表になります。

30位はデクセリアルズ、年収は766万円です。

  • ディスプレーなどの光学材料、電子材料をメインに扱っている。
  • スマホ向け材料で世界高シェアの製品を複数持っている。

29位はデンカ、年収は767万円です。

  • ファインケミカル、機能性化学を主軸としている。
  • 医薬品、ワクチン、検査キットなどの展開もしている。

28位は帝人、年収は769万円です。

  • 業種分類は繊維で、主な事業も繊維関係が多いが、合成樹脂の割合もかなり高い。
  • 炭素繊維も手掛けており、世界2位のシェアを有している。

27位はクレハ、年収は770万円です。

  • 高機能剤、医薬、農薬などを手掛けている。
  • クレラップが有名。

26位は大阪有機化学工業、年収は778万円です。

  • アクリル酸エステルの総合メーカー。
  • 機能性材料の原料を手掛けている。

25位は日本高純度化学、年収は783万円です。

  • 貴金属メッキを得意としている。
  • 東証の区分はプライムだが、従業員数が49名で少数精鋭という特徴がある。

22位はクラレ、ニイタカ、上村(うえむら)工業の3社で、年収は784万円です。

クラレ

  • 3社の中で前年比の伸び率が最も大きい。
  • ポバールを代表としたビニルアセテートがメインの会社。

ニイタカ

  • 業務用洗剤や固形燃料を手掛けている。
  • 外食向けの固形燃料でトップシェアを誇る。

上村工業

  • メッキ関係の会社。
  • メッキ用化学品、メッキ装置共に国内トップ。

21位はクミアイ化学工業、年収は789万円です。

  • 全農系の会社で農薬専業トップクラス。

化学業界の年収ランキング:20位~11位

続きまして、20位から11位です。

なお、19位から800万円台の壁を超えています。

20位はカネカ、年収は797万円です。

  • 基礎化学は手掛けていないが、多角化経営を行う総合素材メーカー。

19位は住友ベークライト、年収は801万円です。

  • フェノール樹脂が祖業。
  • 近年は半導体材料メーカーとしての存在感を強めている。

18位は花王、年収は802万円です。

  • 日本最大の生活消費財メーカー。

17位はダイセル、年収は814万円です。

  • 酢酸セルロースが祖業。
  • 昨年はアセテートトゥの業績が好調だった。

16位はエア・ウォーター、年収は816万円です。

  • 工業用ガスの大手。
  • 医療用酸素でトップシェアを有している。

14位は日油と日本触媒の2社で、年収は818万円です。

日油

  • 油脂化学がベース。
  • 医療分野ではDDS(ドラッグデリバリーシステム)に強みを持っている。
  • 化学業界の中でも高い収益性を誇る企業。

日本触媒

  • アクリル酸の世界大手で高吸水性樹脂(通称SAP:Super Absorbent Polymer)の世界トップ企業。
  • 高機能路線で差別化を図っている。

13位は高砂香料工業、年収は824万円です。

  • 国内香料メーカーの最大手。

12位は住友化学、年収は842万円です。

  • 大手総合化学メーカーの一角で、代表的な高年収企業の一つ。
  • 近年の業績不振もあってか年収がだいぶ下がっている。

11位はユニ・チャーム、年収は843万円です。

  • 衛生用品大手。
  • 紙おむつでトップシェア。

化学業界年収ランキング:10位~1位

いよいよ10位以降の発表です。

化学業界年収ランキング9位:日産化学、JCU

9位は同率で日産化学とJCUになります。年収は844万円です。

日産化学

  • 機能性材料と農薬の2つを強みとしている企業。
  • 信越化学と並ぶ化学業界屈指の高収益企業として知られている。

JCU

  • メッキ系の会社。
  • メッキの中でも自動車や電子部品向けに強みを持っている。
  • 11位までで出てきた上村工業、日本高純度化学が競合他社に当たる。

化学業界年収ランキング8位:バルカー

8位はバルカー、年収は852万円です。

  • シール製品や特殊樹脂を手掛けている。
  • シリコンウエハーのリサイクルも手掛けている。
  • 全般的に半導体関連に特化しているのが特徴。

シール製品や特殊樹脂は、工場の配管をつなげるときのパッキンやライニング配管などに使われています。

なお、バルカーは化学業界では珍しく新卒採用を行っていないという面もあります。

化学業界ランキング6位:AGC、三井化学

6位はAGCと三井化学が同率でランクイン。どちらも年収は864万円です。

AGC

  • 化学品事業は塩水の電気分解から得られる苛性ソーダや塩素を中心としたクロールアルカリ事業(通称クロアリ事業)が核となっている。
  • 高機能品はフッ素樹脂が強みになっている。

※ 業種分類がガラス・土石ですが、化学品の売り上げが多くを占めているため対象としました。

三井化学

  • 日本代表する総合化学メーカーの一角。
  • 2023年度は総合化学メーカーの中でも機能性化学品、特にモビリティ関連の業績が良かったのが印象的。

化学業界年収ランキング5位:東京応化工業

Screenshot

第5位は東京応化工業、年収は872万円です。

  • 半導体・電子材料に特化した機能性化学メーカー。
  • フォトレジストが有名。

フォトレジストは日本メーカーの独壇場ですが、その中でも東京応化工業は世界シェア首位級の位置づけになります。

化学業界年収ランキング4位:三菱ガス化学

第4位は三菱ガス化学、年収は872万円です。

  • 石油ではなくガスを出発原料とするユニークな総合化学メーカー。
  • 主要製品は半導体・電子材料関連といった高収益が期待できる分野だけでなく、脱酸素剤のような消費者に身近な製品も手掛けている。

化学業界年収ランキング3位:日本曹達

第3位は日本ソーダ、年収は886万円です。

日本ソーダは今回紹介した中で唯一、年収が前年比2桁%増加した企業となります。

単純計算で100万円以上増えているので、従業員に対するインパクトが大きいです。

  • 化学品としてクロアリ事業も手掛けている。
  • 基礎品から半導体関連のような機能性化学に至るまで幅広いラインナップになっている。

特に力を入れているのが農業関連、いわゆるアグリビジネスで、強みの一つになります。

化学業界年収ランキング2位:信越化学工業

第2位は信越化学工業、年収は887万円です。

  • 日本を代表する化学メーカー。
  • 塩ビとシリコンウエハーを主軸にした、日本屈指の高収益企業。

信越化学工業はキャッシュリッチな企業で、日本に新工場を建てるということがニュースにもなりました。

企業としてはとても強い要素ばかりですが、年収は首位ではないというところに意外性があります。

化学業界年収ランキング1位:積水化学工業

栄えある1位は、積水化学工業です。

年収は913万円。ランキングの中で唯一の900万円超えのメーカーになります。

機能性化学、住宅関連、インフラ関連を3本柱としており、いずれも高い利益を誇っています。

製品に関しては、住宅用のユニットからパイプライン、管路更生といった、積水らしい製品もある一方で、電子材料関連の様々な材料を提供するなど、幅広い事業を展開しています。

化学業界年収ランキング番外編

ここからは番外編になります。

30社にランクインしなかった有名企業とベスト30から対象外にしたホールディングス企業を紹介します。

化学業界年収ランキング番外編:ランク外企業

ランク外の大手のメーカーを4社ピックアップしました。

日東電工

32位で年収は762万円でした。

テープを主軸とする化学系の加工メーカーです。

東レ

35位、年収は753万円です。

繊維業界でトップの企業になります。

旭化成

753万円で35位となりました。

総合化学メーカーの代表格です。

住友ファーマ

2023年度決算でたびたび話題になりましたが、年収は868万円でした。

これは化学セクターなら第5位の水準です。さすが医薬セクターという感じがします。

化学業界年収ランキング番外編:ホールディングス

主要なホールディングスの平均年収になります。

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